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患者さまの手記

腹腔鏡下直腸切除術を受けた患者さま
東京都|50代|男性
 今回、板橋中央総合病院の黒崎先生執刀により、直腸がん摘出手術を受けました。この外科的治療を受けることになったきっかけは、2011年10月頃に遡ります。 自分の勤める会社では、定期健康診断が春と秋の年2回行なわれますが、この10月の診断の結果、便潜血にて医師の所見が必要とのことでした。 その為、この症状が1年半以上継続したことになり、あまり楽観はできないという思いでしたが、かといって慌てて病院に行かなければならないとまでは考えていませんでした。
 ただ、たまたまこの時期から、会社でメディカルケアとして産業医師の定期的な出張面談が始まり、2011年12月になって先の定期検診の所見についてご相談したところ、この場で初めて「大腸ポリープ」の可能性があることを知りました。 さらに、なるべく早い時期に内視鏡検査を受けるよう薦められ、また、放置すると悪性化の可能性があり、遺伝的な要因も確率が高いとのお話しもあって、2012年1月早々に、内視鏡検査を受診しました。
 その結果、3箇所のポリープ、内1箇所が悪性化の可能性が高いことが判明し、2012年1月末に内視鏡による切除術を受けました。 その後、2012年2月中旬になってから、先の切除ポリープの病理検査の結果、1箇所がやはり悪性であることが判明し、さらに腸壁への浸潤が残ったことも明らかとなったため、外科的な患部摘出手術が必要ということになりました。
 先述の内視鏡検査・切除手術を実施頂いた病院は、外科手術はしていないとのことで、別途ご紹介頂いた板橋中央総合病院にて患部摘出手術を受けることとなりました。 幸い患部は、身体への負担が少ない腹腔鏡手術が可能な位置でもあり、2012月4月末に手術、8日間程度の入院で済むことになりました。手術自体は気付いた時には既に終わっていましたが、 負担は少ないとは言え、直後から全身の至る所で筋肉痛のような重たい鈍痛が続き、寝返りやベッドから起き上がることもままならず、4日間程度つらい状態はありました。
 食事も最初は重湯でしたが、普通の献立になってくるのに合わせるように、少しずつ回復し、手術跡の傷口も大きな痛みを伴うことなく、病院内を歩行することや、起き上がることも楽にできるようになりました。 その為、当初より提示された入院期間を、ほぼ守ることができたのも、幸いなことだと思っています。
 今振り返ってみると、確かに腹腔内への転移がなく、患部切除にて根治との結果となったことで、今後の再発可能性がほとんど無く、とても幸いに思っておりますが、先の定期検診で最初の便潜血の兆候が現れた時点で検査をしていれば、さらにこの摘出手術すらも受けずに済んでいたと考えられ、歴然とした大きな差があったことを今、身に染みて感じています。 なぜなら自覚症状が現れた時点で、既に危険な状態の一歩手前に置かれていたことになるわけで、したがって、検査結果や兆候の捉え方は、自分本位で判断するのではなく、速やかに専門家の意見を仰ぐことが重要だということを、自分以外の方にも理解してもらえればと思います。
 黒崎先生並びに執刀医の先生、また入院中看護を頂いた皆様、この度は、本当にお世話になりました。心より、御礼申し上げます。

胃がんの手術を終えて
東京都|60代|女性
 私が突然、口の中に唾液があふれて、吐き気をもよおし、吐く⇒下痢(水状)⇒横になる・・・を繰り返してフラフラの状態で、板橋中央総合病院系列のところに駆け込みました。 診断はノロウィルスということで、仕事も休み、4日位で完治しました。ただ、胃に違和感があり、お医者様に内視鏡検査をすすめられ、翌日板橋中央総合病院にて検査したところ、胃がんと診断されました。
   内視鏡の画像は自分でも見えたので、もしかしたらと思ってはいました。そこからMRIやいろいろな検査をして、内視鏡では取りきれないということで、外科にまわされました。 内視鏡なら傷もほとんどなく、仕事の復帰も早くできるのになんて思いながら、先生の診断を受けました。
 先生とお話しをしているうちに「もうこの先生に全てを預けよう」という気持ちになりました。がんと言われていたから、余計に心細くもあり、あとどのくらい生かされるのだろうか・・・?と考えない様にはしていても、心の中にしっかりと根付いてしまいました。ですので、先生の穏やかな対応とお話には 涙が出るくらい嬉しかったです。 先生は診察のあと、「一緒に頑張っていきましょう」と言ってくださいました。
 家に帰り、パソコンで腹腔鏡手術と先生を探しました。黒崎先生でした。お顔も間違いなくて、“良かった”という安堵感でいっぱいになりました。お医者様を信頼できる患者は幸せかな・・・なんて思いながら。
 それ以降、黒崎先生にお世話になり、3月17日に入院、19日に手術、25日に退院となりました。
 手術はお昼くらいから腹腔鏡手術で4〜6時間を要するとのことでした。さらに、胃を5分の4切除と、周りのリンパも切除して、すぐに切除部分を病理検査して、陽性であれば胃の全摘に変更し、必要最低限の輸血の可能性もあるとのことでした。 陰性であれば、術後1日は特別室で過ごし、翌日入院部屋に戻り、早期離床が一番とのことでした。
 私は、予定通り21日からシャワーを使い1日おいてからは浴槽にもつかりました。手術の説明はそれぞれ担当の方から事細かく説明して頂き、いろいろと励まして頂きました。病室にいる時、黒崎先生が声をかけて下さると勇気をもらえた様な気がしました。
 現在、1ヶ月が過ぎましたが、「食べる」ことに関しては(術後とは比較にならない程良くなっていますが)焦っても仕方ないので、時間の過ぎ去るのを待とうと思います。そして、今は職場復帰に向けて頂いている貴重なお休みをゆったり大切に過ごしていきたいと思っています。 黒崎先生に巡り合えたことに感謝致します。
 先生ありがとうございます。これからも宜しくお願い致します。     

腹腔鏡下にて食道裂孔ヘルニア(胃食道逆流症)の手術を受けた患者さま
千葉県|60代|男性
 食道裂孔ヘルニアを腹腔鏡下噴門形成術(黒崎先生執刀)で治していただきました。
長期間にわたり胃酸をおさえる薬を飲み、上半身を高くして寝たりしていましたが、起床時の胸やけ、口の中の苦しさ、のどの痛みなどの不快がありました。
手術を受けてみて多少の辛さはありますが、4日間の入院で済むため、同じ症状を持つ患者さんにぜひおすすめしたい手術です。
これで一生飲まなければならなかった薬が不要となると思うとすごくうれしいです。
私はインターネットで検索し、この手術が行われていることを知り来院しました。
黒崎先生はとても感じの良い先生です。インターネットで大いに宣伝し、同じ患者を救ってください。  


再々発ソケイヘルニア手術を受けた患者さま
神奈川県|60代|男性
 私は63歳の誕生日を迎えた頃、47年前(私が17歳のとき)に手術した右ソケイ部ヘルニアが再発、自宅近くの総合病院で再手術を受けたのを発端に、左ソケイ部ヘルニア手術を1回、右ソケイ部ヘルニア手術を2回受けましたが完治しませんでした。  平成24年1月12日、右ソケイ部ヘルニアが再発した為、再び同病院で診察を受けましたが、診察をした院長の話によると「何回手術しても再発するのは、患者さん自身の体質によるところが大きく、腸を覆っている膜が他人より薄い為です。この様に再々発したヘルニア手術はより難しいので、手術となると医療チームを編成し対応するしかありません。チームが出来次第また連絡します。手術は2月下旬以降になる予定です。」と言われたのです。
 私は院長先生の話に落胆しながら帰宅、妻や娘達にその旨を話すと「思い切って病院を変え、某大学附属病院で診察を受けて、手術の相談をしてみては?」と勧められたのです。
 翌13日、某大学附属病院で診察を受けたところ、診察した医師は「あなたが手術を受けた総合病院にも立派な外科医師が居ますよ。現在、当院には腹腔鏡手術をする医師がいないので、ご希望にそうことができません。」と、断られてしまったのです。私は“こんな大きな大学病院で手術医師がいないとは…”と愕然とし、悶々とした面持ちで帰宅しました。
 すると嫁いだ娘から電話で、インターネット上に「板橋中央総合病院の黒崎先生が紹介されていたので、病院に電話をしてみたところ予約がとれた。」との旨の連絡があったのです。
 予約当日、私は“藁尾にもすがる思い”で黒崎先生の診察を受けたのです。先生は“ヘルニアの再発で悩んでいた私の話”を聞き終わると、「大丈夫です。手術でその違和感と憂鬱感を取り除き、すっきりしましょう。」と言いながら腹腔鏡手術について、丁寧に説明して下さいました。今までは手術を受ける際の説明はごく簡単なものであったことから、病院によってこうも違うのかと思いながら先生の話を聞きました。先生の説明により度重なる手術で“不安と絶望感”に苛まれていた私の気持ちも“心なしかやわらいで”いきました。
 手術前日に入院した私の病床に、手術に携わる先生方が挨拶に来られたのです。初めての経験です。驚きました。私はこんなに多くの先生方に見守られながら手術を受けるのかと思うと、とても心強く、かつてない程の安心感に包まれました。
 手術も無事終わり、術後の痛みも驚くほど軽く済みました。以前受けた手術では痛みがひどく“40日間くらい痛み止めを服用していた”のです。その時の痛みとは雲泥の差で、“痛み止めを服用しなくても我慢できる程度の痛みが5日間くらい続いた”だけでした。
 術後一ヶ月が経過、体調も回復し再発して以来続いていたヘルニア特有の“違和感や憂鬱感も癒え、すっきりとした体”になりました。
 ヘルニア再発と同時に潜んでしまった私の遊び心が、再び息吹いています。年甲斐もない冬の遊び・スノーボードや、春先から秋までの渓流釣り(源流釣り)です。往時のアルバムを見つめてはボードに触れたり、釣竿を手にしたりなどしてイメージ作りと気力の高揚を図っているところです。家内も日々活動的になっている私の姿を見るにつけ、微笑みながら「良かったね。これも黒崎先生のお陰ね。」と言いつつも、再発を心配するのか「スノーボードは今シーズン禁止、釣りも当分の間禁止です。」とたしなめられているところです。
 ヘルニア再発で一時は絶望感にさいなまれた私が、この様に明るさを取り戻せたのも、ひとえに黒崎先生と私の手術に携わって下さいました先生方のお陰と心より感謝する次第です。本当にありがとうございました。



腹腔鏡下胃切除(悪性腫瘍手術)
大阪府|50代|女性
 2011年8月22日、夕食に激辛パスタを食べた直後、腹痛と黒色の便、黒色の嘔吐物を見て驚きました。
貧血もひどいので近医を受診したところ、胃カメラ検査で胃の入り口5pに潰瘍があり、細胞の検査では癌を強く疑う判定でした。精密検査のため市の大きな病院を紹介され、これが大きさ2pの進行癌で胃の全摘出手術になるとの診断でした。この時初めて癌宣告を受け、胃の全摘出手術という言葉には強いショックを受けました。
 しかし、くよくよしてもこれが現実!喰いが残らないよう他病院の医師の話も聞いてみようとセカンドオピニオンを求めることにしました。まずは、地元の大阪で有名な癌専門病院を受診しました。
しかし、癌は胃の入り口に近いため結果は開腹、そしてやはり胃を全摘出になるとの見解でした。別の日に、たまたまネットで私と似た胃癌の患者さんが書いた手術の手記を見つけました。その方の癌は粘膜下層まで達し、私と同様に胃の全摘出を指摘されていましたが、別の病院を紹介され、腹腔内視鏡術による部分切除を受け、1週間ほどで元気に退院されたと書かれていました。
 私は何度も読み返しその患者さんが受けた腹腔内視鏡術に興味がわきました。また、執刀医の先生が毎日病室を訪れ、絶えず励ましの言葉をかけて頂いたことに大変感謝していますという話も大変印象的でした。そのお名前は、黒崎哲也先生と書かれていました。私も是非この先生にお願いしようと其の時に決心しました。
 しかし、既にネットに載っていた病院には先生はおられず、四苦八苦の末、やっと調べて板橋中央総合病院に辿り着きました。10月11日に受診し、先生から腹腔内視鏡術ができると聞き嬉しくて涙してしまいました。先生は、紙に胃の絵を書いて『ここに癌があってね…』と、わかりやすく丁寧に説明して下さいました。先生のお話しでようやく自分の癌がどのようなものか詳しく知ることが出来ました。
 その後、11月7日入院、11月9日手術と決まりました。初診から手術まで1ヶ月近くありましたがその期間、黒崎先生はメールで何度も何度もこちらの疑問や質問に丁重に答えて頂きました。お蔭で何の不安もなく、穏やかな気持ちで手術を受けることができました。手術は午前9時に入室、午後3時過ぎには無事終了しました。胃の入り口部分を残し、全体で6分の5切除という結果でしたが胃の大半なくなったという感覚は全くなく、不思議な感じでした。
 その日の午後7時には主人と看護師さんに支えてもらいながら廊下を1周しました。足取りは割合しっかりしていたようです。術後2日間は、点滴と水だけで空腹が一番の苦痛でした。3日目から流動食が始まり、5日後には普通食に近いものとなりました。驚いたことに、術後2日目にお風呂に入ることができました。傷痕は、思ったより小さくてこれなら温泉にも安心して行けそうです。
11月16日には無事退院し、大阪に帰ってきました。術後2週程は胆汁の出方が悪く白っぽい便でしたが、今はすっかり治りました。はや、手術からほぼ1ヶ月経ちますが、そろそろ自転車に乗ろうかとも思っています。幸い今まで便秘もなく快便が続いております。その他の術後の経過も良好で特に嘔吐は一度もありません。
 最初に先生から胃の入り口部分を残すことが大切なんですよ!とおっしゃっていたことがわかったような気がします。時々、調子に乗り食べ過ぎて腹痛が起こりますが、それもコツが分かり少しずつ慣れてきました。昨夜は“豚カツ”を2切れ食べました。手術するまでの間、大阪から遠く離れた東京で手術を行うこと、術後のサポート、後遺症への不安等がありましたが、終わってみればこちらで手術をして頂いて本当に良かったと思っています。癌という響きで、私の人生も終わりだなと考えていた頃の自分が恥ずかしくなります。
医療技術が進歩したお蔭で、あまりに簡単で痛みのない手術が受けられたこと、またこの高度医療技術に卓越された先生に巡り合えたことに、今有難さと喜びをしみじみ感じております。黒崎先生をはじめ、松本先生、青山先生、看護師さん、看護研修中の学生さんにも大変親切にして頂き、快適で満足した入院生活をお送ることができ感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。最後に、私と同じ病で悩んでおられる方々に私の経験談を呼んで少しでも希望を持って頂けたら嬉しく思います。


上行結腸憩室炎に対して腹腔鏡下結腸切除術を受けて
東京都|50代|男性
2011年10月17日手術。そして、1週間後の24日退院。
前年の12月初旬に、「大腸憩室炎」で世田谷のある病院に入院しました。持病に結石があることも災いし、病院へ行くのが遅れ入院時には上行結腸の患部が数度の炎症によると思われる肉芽化していました。内科的治療により約2週間で退院しましたが、年末に再燃しまた入院しました。
外科医との面談で、「緊急というわけではないが、今後の生活を考慮して手術をしてはどうか」と提案を受けました。開腹手術で、腹部を15?20センチ切るとの事でした。なるべく手術を避けたかったので、内科的治療で40日かけて退院しました。
この頃から大腸憩室炎について、ネット上でかなり調べていました。しかし、この病気で手術に至る事はごく稀であることから、ネット上にも事例が少なく困難を極めました。
手術をされた方のブログ、医師会などでの論文、外科医が集まる掲示板などをとことん調べ、腹腔鏡下手術の優位性など知り得る事ができました。
その中で「ELK」の存在を知ります。日本における内視鏡下外科のパイオニアである金平永二氏主催の非営利団体です。
そして、9月26日に憩室炎が再燃。同上の病院へ入院。
今回も手術を勧められました。しかし、この病院では開腹手術でしか対応できないとの事。私はどうしても腹腔鏡下手術で行いたいと訴えました。
この病院から腹腔鏡下手術に力を入れている病院へ行った外科医がいるとの事。それが、板橋中央総合病院でした。さっそく携帯でサイトを確認すると、ある医師にたどり着きました。その肩書きには、「ELK」のクリニカルアドバイザーとあった。リンク先へ飛ぶと、そのユニークで人間味あるコメントを覚えていました。黒崎哲也氏でした。私はこれは縁だと思い、担当医にこの病院への紹介所を書いていただく。キャリアもさることながら、その暖かみのある黒崎先生との懇談で自宅のある世田谷から遠いですが、板橋中央総合病院に決めました。
手術後、麻酔から覚めると一般集中治療室でした。術後の約二時間後、黒崎先生が様子を見にきてくださった。
そこで、「少し歩きましょう」とおっしゃった。歩く事によって腸の癒着などを防ぐためという事でした。痛みのある中、先生の肩につかまり、すり足であるが数メートル歩かされました。私が調べた情報の中にはない事です。次の日に、一般病棟へ。医師も看護士さんも歩け歩けという。術後2日後には流動食。3日後にはシャワー。腹部の痛みは、一日ごとというより一時間ごとよくなってきているようでした。そして、術後7日目に退院。私がネットで調べた腹腔鏡下手術よりも、早い対応でした。
退院前日。「食事制限など、注意する点などは?」の私の問いに、「制限などなにもないですよ。手術をして入院もしたのに、退院してなにかを我慢するのはおかしいでしょ。お酒もいいですよ」とその言葉が、この病院、この先生に手術してもらって本当に良かったと実感できました。
術後2週間後に初の外来。「順調ですね。もう診察に来なくていいですよ」と。ごく普通に歩ける事はできましたが、まだ少し痛みはあるのです。私の中では大腸を20センチ近く切除した大病だというイメージなのに、なんだかいい意味での肩すかしでした。確かに、自分でも驚いたその傷の小ささを、退院後いろんな人に見せたほどですが。
黒崎哲也先生、そして外科病棟の明るく元気な看護士、薬剤師、スタッフの皆さん。ホスピタリティのある対応ありがとうございました。


腸閉塞に対して癒着剥離手術を受けた患者様
退院して1カ月が過ぎました。先日、快気祝いに3泊4日の旅行に行ってきました。ハイキングをして、温泉に入って、美味しい物を食べて・・・。あれほど辛かった日々が嘘のように元気になりました。これも黒崎先生に手術して頂いたお蔭です。黒崎先生は、私のヒーローです(笑)。
手術を受ける前の3か月間、子宮頸がんの放射線治療の副作用からくる腸閉塞で苦しんでいました。地元の総合病院に2回入院し、内科的治療を受けましたが、退院後も体調が悪く寝たり起きたりの状態でした。食事を摂ると更に体調が悪くなるので絶食を繰り返し、気付いたら15キロも痩せていました。通常なら、手術になるかと思いますが、私の場合は、放射線の影響で腸全体がダメージを受けているために手術はしない方が良いと言われました。他の病院にもあたりましたが、結果は同じです。この状態がこれからも続くのかと思うと絶望的な気分でした。
そんな時に、インターネットで黒崎先生の患者さんの体験談を読み、この先生ならと思い、自宅から2時間以上掛かりますが板橋中央総合病院へ行くことにしました。先生に今の苦しい状況を説明すると、手術しましょうとの事です。ただ、私の場合は、腸の癒着がひどいために腹腔鏡では対応が難しい可能性があり、その場合は、開腹手術になるとの説明を受けました。説明を受けている間、この先生にお任せしようとの気持ちが強まり、その場で手術をお願いしました。
入院は1週間後の予定だったのですが腸閉塞がまたひどくなり、最初に診て頂いた2日後に入院しました。入院中、黒崎先生はお忙しいはずなのに回診とは別に朝晩様子を見にきてくれて、非常に心強かったです。これで、先生に対する信頼度が一気に高まりました。前の病院では、主治医の先生が病室に顔を出すことはほとんどありませんでした。そのため、主治医の先生と話をすることができず心細い思いをしていました。それが、病院に対する不信感に繋がり一刻も早く退院したいと思っていました。
手術は結局開腹手術になりましたが、あらかじめ、説明を受けていたのでお腹の傷を見てもショックはありませんでした。手術後、周りの患者さんは3日〜5日で退院していくのですが、私は腸が弱っていたためになかなかガスが出ず、手術後2週間の入院になりました。その間、気分が落ち込みがちになる私を励ましてくれた先生方、そして看護師さん、ありがとうございました。皆様の言う通り、他の人よりは時間が掛かりましたがちゃんとガスが出るようになりました。そして、今はこんなに元気になりました。
自宅から2時間以上掛かり、お見舞いにくる家族や友人には大変な思いをさせてしまいましたが、板橋中央総合病院を選び、そして黒崎先生に診て頂いて本当に良かったと思います。とても温かい病院でした。皆様に心から感謝しています。

担当医より
この方は放射線治療後の腸閉塞という特殊な事情から、残念ながら腹腔鏡下手術のみで手術を完遂することができませんでした。しかし、腹腔鏡下に観察し途中まで手術を進める事で必要最低限の傷や腸管のむくみで終了することができました。このように腹腔鏡下手術から開始することは最初から開腹手術を行う場合に比べても大きなメリットがある手術といえます。


胃粘膜下腫瘍に対し腹腔鏡下胃局所切除を施行
東京都|70代|女性
私の病名は、胃粘膜下腫瘍(通称:GIST)でした。病気を知ったきっかけは、内科での血液検査で肝臓の数値が異常に高く、その後消化器科にて何種類かの詳細な検査を受け、最終的にMRI検査の結果ハッキリした診断と腫瘍の位置が特定されました。その時、覚悟はしていましたが、「手術」の二文字が頭をよぎりとても不安でした。しかし、消化器科の先生が今発見出来て良かったですねとおっしゃった事で決心がつきました。高度な技術をお持ちで最新手術のベテランですので安心して大丈夫と言って、外科の黒崎先生を紹介してくださいました。
腫瘍の大きさは4センチで、胃の粘膜に沿って出来ている筋肉の固まりだったそうです。GISTについての説明では、4センチを境に5センチになる時間は早く5センチになると癌化する恐れがあるそうです。不安はありますが先生の黄金の腕を信じようと思いました。 無茶なお願いですが、手術での腫瘍を家族に見せて頂けますかと尋ねたところ、快く引き受けてくださり、とても嬉しかったです。
手術をケアする若い看護師さんを育成している病院で、私の担当の方は、笑顔が素敵でひまわりのような明るさで接してくださり、不安が少なくなりましたが、翌日の手術の事が頭から離れず、眠れぬまま朝を向かえました。
実際に手術を受けてみると、術後の痛みも無く、回復も早く、翌日には点滴も外れ自由に動くことができたので大変驚きました。先生方の日々の努力と技術向上に力を注いでおられる事、患者一人ひとりを大切に思っている事を実感いたしました。そして、腹腔鏡手術を受けて本当に良かったと思いました。
治療費についても、思っていたよりも負担が軽く助かりました。術後六日目で退院となり、その後の診察でも順調に回復しているといわれ、安心しています。
術後、一か月で日常生活に戻り、現在は趣味の太極拳を始めています。大変お世話になり、感謝しております。有り難うございました。


両側ソケイヘルニア外科手術を受けて
埼玉県|50代|男性
板橋中央総合病院への入院動機は、勤務先より近く通院に便利なことでした。また、2年前に白内障の手術を受けた際に入院し、先生からソケイヘルニアについてお話しを聞いたことや、健康雑誌で手術でしか治療できないことが書かれていたからです。手術は身体への負担が少なく、短期間で社会復帰できることを知り、板橋中央総合病院への入院・手術を決めました。

入院は30年ぶりで全身麻酔での手術は初めてでした。気が小さい私は緊張していましたが、看護師の皆さんの応対により少しずつですがリラックスできました。麻酔によりすぐに意識を失い、気が付いたときには病室にいてまずホッとしましたが、気になっていた手術が終わったことがいちばんホッとしました。手術後、尿管が少々傷みました。また、ベッドから起きるとき、横になるときの痛みがちょっと苦でした。3泊4日の短い入院でしたが、看護師さんの仕事ぶりや笑顔の応対に感心、感動し、今でも感謝しています。

退院し、日に日に手術前のように身体を動かせるようになり、最近では早く手術に踏み切らなかったことへの後悔をしています。手術が成功したことで前向きな気持ちになったように思います。健康・病気について知識不足を痛感し、健康雑誌を年間購読することにしました。後輩にも読んでもらい、数少ない自分の経験を話したいと思っています。


胆嚢胞開窓術を受けて
東京都|60代|女性
初めにこちらの病院に来たのは救急患者として二回ほどお世話になりました。
問診を受けたのが太田先生で「ずーと不整脈がありました」
とても熱心に話を聞いて下さっていままでの体調の変動や札幌でカテーテル検査を受けたこと これからはこの病院にしようと決めました。
昨年10月右脇腹の痛みで検査を受けたところ肝臓のとなりに水のふくろ病名は肝のう胞で15,6年前頃から浮腫み(特に右足)疲れ胃の周 お腹にかけて妊婦さんみたいな体系になり硬くなっていました、痛みがないし加齢のせいだと思い込んでいましたが 診断の結果即入院となり検査処置と松本先生はじめ 多くの看護師さん方にお世話になり 毎朝松本先生が様子見に顔をみせて下さったことが 嬉しくて患者として守られているんだなと思い後半は楽しい快適な入院生活を送ることができました。
現在は副作用もなく以前より元気になり 趣味のほうもまた始めました。

入院して思ったこと
病は 素人判断で我慢しないこと、先ずは病院に
あらためて思いました。


腹腔鏡下右半結腸切除術を受けて
入院検査まで痔の心配はしたが、ヘモグロビンが異常に低下しているとかかりつけの医者が指摘していたのでその方に心配があった。
内臓検査は1日目に腸の検査があり、その日の検査終了間際に異常箇所がある事を知らされた。異常があると言われても全然自覚はなかった。
2日目、胃の検査は異常に時間がかかり且つ検査は執拗に45分くらいかかり、非常に苦痛だった。しかし胃の方は異常なく開放された。
手術は、名前はわからないが外部を開かず内部で行うので、その後の回復が非常に早いという。手術後意識がもどったのが明け方であった。
その後腸閉塞となり2日絶食となったその後すぐ普通食となり、順調に回復した。
今回黒崎先生はじめベテランの先生方の執刀で安心して処置していただき、こんなに早く回復出来たことを心から感謝しております。


単孔式腹腔鏡下虫垂切除術出術を施行した患者さま
東京都|20代|女性
急性虫垂炎のため、緊急手術を受けました。先生から小さい穴を開ける手術をするという説明を受けたものの、毛穴の黒ずみさえ気になる20代の娘としては、「ああ、これで体に傷がついちゃう。お腹を出す格好はできないのね。」と悲しい気持ちになりました。全身麻酔のため、意識はなく、いつの間にか手術は終わっていました。

手術後ぐっすり眠った次の日、お腹を見てみると、へそに傷あてが貼ってあります。
「ああ、この下には傷跡が・・・」対面するのが怖かったです。
さらに次の日、先生に傷あてを取ってもらい、おそるおそるへその中を覗いてみると・・・。
「・・・どこ?」よく見てみると、へその中に赤い線がついています。
「これか!」手術痕というと、“線が入って糸があって浮き上がるもの”を想像していたので、へそのしわに隠れてひっそりと存在する傷に驚きました。
退院して2週間後には手術したことを忘れるくらい、元通りの綺麗なおへそになり、温泉やプールも気にせず入れることが嬉しいです。
また、発病から1週間後に大事な就職試験を控えていたのですが、初めに訪れた他の病院の先生に、「試験は諦めてください」と言われ、ショックを受けました。
しかし、こちらの病院で、体への負担が少なく、回復の早い単孔式内視鏡手術を受けることができ、1週間で食事、便、体温共に健康状態に戻り、プレッシャーにも負けない体となって、無事に試験を終えることができました。この手術を受けることができたおかげで、未来につなぐことができました。
手術痕は痛むと聞いていましたが、立ち上がるのも辛かったのは手術後1日だけで、そのすぐ後はすぐに歩き回ったりお風呂に入ったりと、日常生活も送れました。手術をしてくださった先生、優しく声をかけてくださった看護師さん、親身になって治療してくださった板橋中央総合病院のスタッフの方々に感謝しております。本当にありがとうございました。

【医師からのコメント】
この方は虫垂炎の手術(俗にいう“もうちょう”の手術)を受けた方です
もともと虫垂切除術は比較的小さなきずで出来る手術ですが、若い女性にとってはいくら小さな傷でも表面に残るのは気になります。
この写真の方は男性ですが、おへその中のきずだと手術したことさえ分からないと思います。


単孔式腹腔鏡下虫垂切除術を施行した患者さま
私が受けた手術は他の人から聞くようなものではありませんでした。
私が想像していた盲腸の手術は右下腹部に傷跡が残り、1週間近く入院するものだと思っていたからです。また、手術後しばらくは痛みを感じ、日常生活が過ごしにくいだろうと考えていました。しかし、いざ手術をしてみると「傷はどこ?」といった感じで言われなければどこが傷なのかわかりませんし、友人も「本当に手術したの?」と驚いています。入院期間も2日間と短くすぐに退院することができました。退院後、2日間は傷が痛みましたが3日目には痛みも無くなり普段の生活に戻ることができました。正直手術した私自身も驚いています。今回この手術をして本当に良かったと思っています。


腹腔鏡による単孔式胆嚢摘出手術を受けて
東京都|40代|女性
今回、私の手術、入院で真っ先に頭に浮ぶ言葉はなんと言っても“驚き!”です。胆嚢摘出手術は両親、主人も受けていて、さらについ最近手術した友人の話も聞いていたので、ある程度知識はありました。しかし、私が受けた手術は完全に私の常識を覆すものでした。

そもそも私が手術を受けることになったのは昨年、総胆管結石で治療を受けた際、胆嚢にも石があるので再発の可能性があり、摘出手術を勧められたからです。初めての外来日、事情をお話した後、先生から手術についての説明を受けました。私はたまたま待合室で「きずの小さい腹腔鏡手術とは」というパンフを読んでいたので概要は分かっていたのですが、直接傷は2つ、内1つは針先ほどでもう1つはおへそを2〜3cm切るので、治ればほとんど傷があると判らなくなる、入院は4日間、早い人は午前中手術で午後には歩いてトイレに行く人も、翌日には食事も出てシャワーにも入れるとお聞きしてもうビックリです。すべてが私の知っている半分です。
その日のうちに入院日、手術日、退院日まで決め、入院前に一度検査に来ることになりました。検査結果を確認してからいよいよ入院です。事前に渡されていた詳細な問診表を提出したのですが、病室に入ってからも看護師さん、麻酔の先生、手術室の方が問診、説明に見え、夕方には先生方より再び手術について詳しい説明を受けました。これだけ念を入れるのは事故を防ぐ意味と患者が自分の受ける治療に関して正しく理解することが重要と捉えられているのだなと思いました。

翌午前中に手術なのに、夕食まで出て下剤や浣腸もなしです。ほっとしました。その日はシャワーに入り本を読みながらゆっくり眠りました。手術日、手術着に着替え、エコノミー症候群を防ぐ弾性ストッキングをはいて看護師さんと歩いて手術室に行きました。初めて見る手術室内部はたくさんの部屋のある大きな所で看護師さんが「ドキドキして不安になりませんか?」と心配してくださいましたが、私は信頼していたので何の心配もなく、むしろ珍しい光景に興味津々でした。(TVドラマみたい!)
自分で手術台に上がって、酸素マスクをつけられ、点滴の針が入ったところで意識はなくなり、その後、病棟のハイケアールームで目覚めるまでまったく何も覚えていません。目覚めた時、「お腹が痛い、気持ち悪い」と言ったのですが、またすぐ眠ってしまい、次に目覚めた時は痛みが少し減り、気分の悪さも減り、痛くて体を動かせなかったのが夜中には少し体勢を変えられ、朝までには完全に体の向きを変えられるようになりました。痛みは時間ごとに減り、痛み止めも使用せずに過ごせました。

翌朝、導尿管も点滴針も取れ、朝食(普通食)が出ましたが、いきなり起き上がったせいか気分が悪く、あまり食べられませんでした。
トイレに歩いて行くのは不安でしたが、頑張って立ち上がってみると、意外に痛みを感じず、ゆっくりいけば問題なく出来ました。午前中に「レントゲン室に歩いて行けますか?」と聞かれたのでビックリしましたが、歩いているうち少しずつ足がしっかりしてきて帰りはサッサと歩けたので、やはり寝ている時間が短いと回復が早いのだなと感じました。
午後一般病棟に戻り、お見舞いに来た友人を送って1階の売店まで行ったのですが、その時はもう普通に歩けました。ベッドから起き上がりは腹筋を使うので傷が痛いのですが、それ以外はさほど痛みも不自由も感じません。昼食、夕食は完食です。
そして、翌4日目、午前中に退院。病院の勧めで高額療養費の限度額認定を受けていたので、入院費は保証金内で済みました。現在は退院後3日目です。起き上がりも楽に出来るようになりました。
傷口からまだ少し浸出液があるので、小さなガーゼを当てています。傷口をシャワーで洗っていいというのも今までの私の常識とは違うのですが、洗うと確かにかぶれないようです。(実際は感染対策のようですが)もう普段はまったく傷の痛みはありません。咳をしても大丈夫。簡単な家事は問題なくできます。こんな手術があるなんて本当に驚きです!執刀してくださった黒崎先生、岩田先生、麻酔の先生、手術室のみなさま、お世話をしてくださった病棟の看護師さん、各スタッフのみなさまに感謝いたします。ありがとうございました。

【医師からのコメント】
手術の傷は?よく見るとお臍の中に小さなきずがあります。
両脇腹の赤い点はテープかぶれです。手術の傷よりテープかぶれの方が目立ってしまいました(反省しなくてはいけませんね) このように、ある程度時間が経過するとほとんど傷はわからなくなります。


単孔式腹腔鏡下胆嚢手術を施術した患者さま
東京都|60代|女性
昨年中頃からお臍の上あたりに痛みを感じていましたが、下着やスラックスのサイズが小さくて締め付けられているのであろうとの素人判断で、お医者様の診断を受けませんでしたが、ある夜にチクチクとする痛みが始まりました。休みない痛みが暫く続いていましたが、突然体を横にすることも出来ない程の激痛が始まり、我慢の限界を越える為、午前2時頃志村消防署に救急車の出動をお願いして、板橋中央総合病院の救急外来で診断をお願いしました。当直の先生の診断は胆のう結石による痛みであり、今すぐに摘出する必要はないが、いずれは胆のう摘出手術をしたほうが良いとの診断でした。
数日後の再検査の日、不安な気持ちでビクビクしながら待合室で順番を待つ時間をこれほど永く感じたことはありませんでした。
順番が来て診察室のドアを開けると想像以上の明るい照明、清潔感のある備品類等暖かな雰囲気の部屋で爽やかな笑顔で迎えて下さったのは岩田先生でした。言葉に若さがあり、病状説明も親切で素人の私にも解りやすい説得力があり、私の抱えていた不安は消えて“この先生に手術をお願いしよう。安心してお願い出来る”と思いました。
事情があって入院手続きは私一人でしたが、受付スタッフの方々の親切な対応に感心致しました。キビキビとした若々しい心のこもった説明に初めての病気入院に対する不安が消え去り、ここなら安心して入院手術を受けられると思いました。
午後には担当の岩田先生からパソコン画面や体内略図を使っての胆のうの役割、摘出手術が最善であることの意味、摘出手術の方法、全体麻酔による予定手術時間等を私達(主人と二人)素人に理解できる様に難しい医学用語や手術の方法を懇切丁寧にご説明頂きました。
この事前説明(解説)によって手術に対する不安感は全く無くなりました。その後、麻酔担当の先生から全身麻酔の方法と注意事頃等について親切丁寧なご説明をして頂き未経験の全身麻酔について不安も無くなりました。 手術室に入り、麻酔担当の先生と一言二言の言葉を交わしたこと以降のことは記憶になく、気がついてみると手術は終わっていました。
手術後のケアーも万全で担当看護師の方々の心配りも素晴らしく、昼夜を問わず何度も様子を見に来て頂き、笑顔で励まして下さいました。担当して頂いた岩田先生、看護師の方々には心から感謝しております。
お蔭様で手術から二日目には退院して自宅静養に入る事が出来ました。
退院時に、岩田先生から“多小の痛みはあると思いますが、出来るだけ体を動かして下さい“と言われましたので、痛みをこらえて出来る限り動いていました。
退院後、一昨年我が家の犬の手術をお願いました動物病院の先生にこの話をしたら”動物は手術直後でも麻酔が醒めたらじっとしていないですぐ動くわよ。お宅の犬が元気なのも手術後頑張って動いていたからよ。人間も同じよ“と言われて岩田先生の言葉を理解し改めて感謝した次第です。
今度の入院手術で感じたことは、救急車の方々が板橋中央総合病院に運んで下さったこと、不安を抱えた私に安心と頑張る心備えを与えて下さった岩田先生、その時々で適切な対応と言葉をかけて下さったスタッフの方々への感謝、感謝の気持ちを大事にしながら退院後の日々を過ごして、予想よりかなり早く日常生活に戻ることが出来ました。
今は以前からのヘルパーの仕事に復帰して元気に過ごしております。板橋中央総合病院で体験した岩田先生はじめ各部門スタッフの方々の相手を思いやる気持ち、優しさをヘルパーの仕事を通じて支援者の方々に伝えることができればと思っております。
この度は、板橋中央総合病院の岩田先生、各スタッフの方々にお手数をお掛け致しました。 本当に有難うございました。


単孔式腹腔鏡補助下S状結腸切除術を施行した患者さま
埼玉県|30代|女性
私はS状結腸癌と診断されて腹腔鏡手術を受けることになりました。

病院までは車で約1時間かかりますが、名医の黒崎先生に手術をお願いしたく紹介状を書いていただきました。今まで大きな病気になったことがなく、病名を聞いたときは驚きと不安でいっぱいでしたが、手術を受けて約3週間後には傷口のかさぶたもきれいに取れ体調もほぼ手術前と変わらない状態まで回復しました。手術直後にお腹の張るような痛みや吐き気がありましたが、それも2日ぐらいで、3日目には寝起きの動作の痛みだけになりシャワーもOKでした。
手術後1週間で退院し、普通食になり食後すぐ排便があったりとトイレ回数が増えたりもしましたが、それも徐々に落ち着き今は便秘が解消された気がします。

何よりも周囲の人を驚かせたのは腸の切除術をしたとは思えないへそに2cm程度の小さな傷でした。傷口が小さいせいか術後に傷口の痛みを感じた覚えがありません。回復が早いということはそれだけ体の負担も精神的負担も少ないと思います。同じ目的の手術をするのでもいろいろ術式があることを知り(私は単孔式S状結腸切除術でした)先生にお願いして本当に良かったと思っています。ありがとうございました。

【医師からのコメント】
この方はS状結腸癌に対して単孔式手術を行いました。
退院時(術後7日目)のおなかの写真です。
まだきずに赤みやカサブタが付いていますが、時間が経てばほとんどきずは分からなくなります。
もちろん傷がきれいなだけではなく、癌という病気を治すために十分な手術(リンパ節を取ってくる手術)を行いました。


腸閉塞・腸管癒着症の手術を受けて 〜患者から見た、最新の腹腔鏡手術とは〜
東京都|60代|男性
退院して3日目、久しぶりに自宅の風呂で手足を伸ばしながら、手術したお腹を見て驚きました。
ヘソを中心に3箇所、2〜3センチほどの手術痕があるはずなのに、ヘソの下の方の痕はほとんど分からないまでに消えています。ヘソから右のほうに5〜6センチほど離れたところにある2つの痕も、カサブタがとれ、きれいになっていました。
こんな小さな手術痕を残しただけで、腸閉塞の激痛から救ってくださった先生方に、あらためて感謝を申し上げるとともに、同じ病気で苦しんでおられる方々の参考になればと、走り書きした手帳のメモをもとに、このたびの入院から退院までの経緯をまとめてみました。
数日前から始まった胃痛が気になるので、近くの診療所でレントゲン検査を受けました。診断はガスが少し溜まっているが、このくらいなら大丈夫でしょう、というものでした。便通もガスもありましたが、便の量がやや少なかったと思います。
数日後の7時頃に軽めの夕食を済ませたときは、まだ痛みはたいしたことが無く、以前に経験したような吐き気もありません。このまま1晩が過ぎれば治ってしまうのではないかという気持ちがありました。風邪の前ぶれのような寒気がしたので、10時過ぎに布団に入ろうと、トイレに行きました。小便を済ませズボンのファスナーをあげようとして初めて異常に気づきました。ファスナーがあがらないのです。ガスが溜まっておなかが異常に膨れていたのでした。2年前、腸閉塞で入院したときと同じ症状になっていました。

すぐに板橋中央総合病院に連絡を入れて、タクシーで救急外来に駆けつけたのは11時頃だったと思います。救急処置室でレントゲン検査を受け、イレウス(腸閉塞)だと判明しました。いくつかの検査を受けているうちに激しい嘔吐が3〜4回あって、痛みも急速に激しくなりました。自分では早めの判断をしたつもりでしたが、「もう少し早く来れば良かったですね」と救急外来の先生から言われました。
鼻から細い管を入れて、詰まったものを吸い出す処置がとられたようですが、痛みは激しくなるばかりで、腸が破裂するのではないかと思いました。また激しい嘔吐がありました。脂汗というのでしょうか、汗が下着をぬいて、シャツまで濡らしました。わたしがあまり痛がるので、看護師さんが痛み止めの注射を打ってくれました。30〜40分くらいは少し楽になった気がします。しかしすぐにまた激痛がきて息が止まりそうでした。看護師さんにもう1回痛み止めをと頼んでも、これは強い薬なので、4時間あいだをおかないと打てない、と言われました。
あとはひたすら痛みをこらえるだけでした。ようやく2回目の注射を打ってもらってから、少しうとうとと眠れたように思います。救急処置室で1晩過ごしました。意識が朦朧としていてはっきりは分かりませんが、翌日の10時ごろ、消化器病棟に移ったように思います。
痛みがなかなかぬけないので、イレウス管を鼻から腸に入れ、液状になって溜まってしまった食べ物やガスを、小型のポンプでゆっくりと吸い出す治療が始まりました。板橋中央総合病院に腸閉塞で入院するのは、今回で4回目となりました。

痛みがスッとなくなったのは、入院の4日目でした。イレウス管からあがってくる黒い液体も少なくなっていました。この日は節分の行事があって、赤と白の袴を着た事務の人が、各病室に豆をまいてまわりました。私も数粒いただいて「福は内」と豆まきをしました。それくらい元気になっていました。
腹部の痛みはおさまったものの、まだガスや便は出てくる気配がなく、高気圧酸素治療を受けることになりました。患者は気密した細長いタンクの中に入り、大気圧以上に圧をかけた純酸素を吸入します。それにより血液中に多くの酸素をとりこみ、症状を治療するというものです。約100分の治療を1日1回、計3回受けましたが、2回目に便通があり、ガスも出ました。
体調もだいぶ良くなってきたころ、消化器科の町田先生に手術を勧められました。今回が4度目の入院で、再発期間が短くなってきている。当病院には腹腔鏡手術のすばらしい先生がいらっしゃるので、説明だけでも聞いたらどうか、というのです。2年前、つまり3度目の入院の時、看護師さんから冗談めいた口調で、「今度入院したら手術ですよ」といわれたことも思い出していました。

外科の黒崎哲也先生にお会いし、手術の方法、腹腔鏡手術の利点と欠点など、分かりやすく説明していただきました。「簡単に言えば、おなかに小さな穴をあけ、内視鏡で見ながら癒着しているところを剥離するという手術で,手術時間は2〜3時間、輸血の心配もいらないし、術後の回復は早く、しかも傷は小さい」、ということでした。
説明される黒崎先生に、「すべておまかせしてみたい」という気持ちになりました。迷いはまったくありませんでした。しかもその時は既に腹部の痛みが消えていて、すぐにでも退院できそうなくらい、体のなかから精気のようなものが湧いてくるのを感じていました。
最悪の状態で手術するのではなく、精気のある状態で手術を受ける方が、すべてにおいてうまくいくのではないか、という私の気持ちに、家内も賛成でした。

手術が決まり、手術を受ける前の準備、手術の手順、全身麻酔について、手術後のケアはどうするか等々、細かい説明を受けていましたので、手術当日はなんの不安もありませんでした。全身麻酔が効いて、「終わりましたよ」という看護師さんの声で覚めたときには、30分くらいぐっすり眠って目が覚めたような、とても心地よい気分でした。手術の時間は予定通り2時間くらいでしょうか、昼過ぎには病室に戻りました。痛みは寝返りをするときに、手術箇所がつれるような感じがするだけでした。 その日の16時頃、点滴台につかまってわたしが歩き始めたときには、ナースステーションに詰めていた看護師さんがみな驚いていました。それくらい回復が早かったのだと思います。
翌日の朝には、重湯が出ました。
それからの回復は、自分でも驚くほどでした。1日過ぎるたびに体に力があふれてくるのを実感しました。救急外来に駆けつけたときの激痛がうそのように消えていました。手術後2日目の朝には待望の便通があってほっとしました。それ以後は下痢状の便通が1日5〜6回あって、出すぎるのではないかと心配するくらいでした。
足の力もついてきて、4階の病室から1階まで、階段の上り下りが出来るようになりました。手術後高めだった体温も平常値に戻り、血圧も安定し、手術後5日目には退院可能だと黒崎先生から伝えられました。
わたしの今回の状況では、12月に受けた成人病検査で悪玉コレステロール値が高かったため、基準値まで下げるように指導を受け、約1ヶ月半、食事内容や運動に気を遣っていました。それでも腸閉塞は発症しました。

腸閉塞を経験した人はいつ、どこで起きるかもしれないという心配、そして繰り返し発症する恐怖を、常に心の隅にかかえています。
旅に出ても、心配するのはまず食事です。腸閉塞を心配して、旅先で美味しそうな郷土料理に出会っても、ついつい箸を出すのを遠慮してしまいます。食べられないのは、旅の楽しさを半減させると言っても過言ではありません。今回、入院前に予約していた海外ツアーを急遽キャンセルしましたが、旅先で突然発症したらと思うとゾッとします。
これから先も食事には気を付けるつもりですが、手術を受けたことで、これからは旅の楽しさも広がるような気がします。

今まで日常的に感じていた背中のコリも、手術後は不思議に消えてしまいました。今は全てがよい方向にはたらいています。そして今回も、迷うことなく板橋中央総合病院に駆けつけて最新の医療を受けることができ、良かったと思いました。
同じ腸閉塞で4回も入院しお世話になりますと、医師の対応や医療機器、あるいは看護師の患者への接し方などがいろいろと見えてきますし、耳にも入ってきます。そのすべてにおいて、わたしは信頼できる病院だと思います。特に看護師さんの対応は常に明るく、重症患者であればあるほど懸命に看護をしてくださる姿を、何度も見ています。そこには、初めて入院した10数年前と少しも変わらない良き伝統があるように思いました。

そして長い間腸閉塞で悩んでおられるかたには、ぜひ黒崎先生にお会いして、腹腔鏡手術についての説明を受ける機会を持たれることをお勧めします。先生との話し合いの結果、必ず良い解決策が見つかるのではないかと思います。
なお費用ですが、13日間の入院で113,500円(本人負担3割。居住地である北区に国民健康保険限度適用申請もしています)でした。これは夫婦で2泊3日の温泉旅行をしたと思えば、そう高くないと思いました。
おかげさまで、今は心の心配も消え、スッキリした気持ちで毎日を過ごさせていただいております。


腹腔鏡下胃切除手術を受けた患者さま
東京都|70代|女性
手術室に入ったとき、スタッフの皆さん、看護師さん、大勢の人で私は驚きました。
日活の撮影かなァ・・・と一瞬、そう思いました。
その前に先生からの説明がほしかったです。
麻酔をして、3回ぐらい息をしている事に気がつきました。
4回目のあたりからはそのまま、穏やかに眠っていたと思います。

「手術が終わりましたよ」と声を掛けて下さった先生がいらっしゃいました。
手術が4時間もかかっているのに全然痛くないのに気がつきました。
先生方の技術と実力のおかげだと思いました。術後の治療も快適で、治療を受けるにあたって前と後では治療を受けた後の方が良く眠れて体が軽く、食事も美味しく頂いています。
入院生活も治療費もそんなに苦しいことには感じられませんでした。
退院が早かったのでもう少し後でもいいのにと思いました。先生はカッコいいから一目惚れしちゃったのかも?入院生活とても楽しかったです。毎日お部屋へ見えてありがとうございました。
先生、スタッフのみなさん、そして看護師さんありがとうございました。
お世話になりました。私もお蔭さまでがんばっています。


胃がんに対して単孔式腹腔鏡下胃切除術を施術した患者さま
東京都|80代|女性
正直言って最初、先生から手術の話を聞かされたときには、「お断り」しました。満88才、もう充分生きましたし、何よりも過去に受けた手術の辛さを思うと、到底その気にはなれませんでした。
ただその後息子たちから、手術をしなければ食事をとれなくなるよ、と何度も何度も聞かされました。そして何よりも先生の手術は、「おなか」を切り開くわけではなく、身体への負担も少なくてすむことを強調されました。
私自身は最後の最後まで不安でいっぱいだったのですが、説得に折れる形で手術を受けることにした次第です。
先生の手術は本当に驚きでした。何よりも手術後の痛みがほとんどないのです。おかげで翌日から身体を動かし、自分でトイレに行くこともできました。退院も予定通りの一週間後という早さでした。今は食事もおいしくとることができています。
手術をして本当に良かったと思っています。先生には心から感謝しております。
ありがとうございました。