地域医療推進カンファレンス【外科】実施のご報告

3月17日(火)、シームレスな連携を強化することと、開業医と当院の外科医師との意見交換等を目的とし、地域医療機関の開業医を対象としたカンファレンスを開催した。日頃から紹介や逆紹介でお世話になっている開業医と、当院の外科医師が実際に顔を合わせて意見交換をすることで、既存のパイプをさらに太くすることができた。

日時 平成27年3月17日(火)19:30~20:30
場所 板橋中央総合病院 講堂(B-C館連絡通路入口)
内容 『他院よりご紹介いただいた逆流性食道炎に対する外科的治療』
  • 講演(仲本 博史医師)
  • 質疑応答
  • 意見交換(座長:黒崎 哲也医師)

当日は、開業医から5名、当院外科からは講演者を含め9名の医師が参加し、予定参加人数より少ない人数であったが、1時間という限られた時間の中で、大変有意義な場を共有することができた。カンファレンスは、ランチョンセミナー形式で行い、開業医のみなさまには軽食をとりながら講演を聞いていただいた。

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前半は仲本医師による症例検討を行い、逆流性食道炎に対する治療は薬物治療で十分な効果が得られない場合、外科治療での対応が可能であることをPRした。具体的には2つの症例を提示し、腹腔鏡下噴門形成術を行い、2泊から3泊の入院期間であること、術後も良好であることを説明した。
後半では参加された開業医と当院の外科医師による意見交換を行った。意見交換では、座長である黒崎部長が、参加された開業医へ質問をする形式で進行役を務めた。黒崎部長が紹介や逆紹介についての質問を投げかけ、それに対して開業医が意見を述べ、そして当院の外科医師がそれに対応するという流れであった。参加人数が少数のため、開業医全員が発言でき活発な意見を交わすことができた。
今後も定期的にカンファレンスを行うことで、顔の見える連携が実現し、地域医療機関と当院との関係がより深くなるようにしていきたい。。