人工透析内科
主な業務
- 血液浄化装置の準備・操作・治療中点検
- 血液浄化開始時、バスキュラーアクセスへの穿刺、止血業務
- 透析液水質管理業務
- 血液浄化装置の消耗部品交換・動作点検
- 超音波診断装置を用いた、バスキュラーアクセス管理
人工透析内科
血液浄化療法センターでは、48台の血液浄化装置を所有し、午前・午後の2クール体制で治療を提供しています。
透析液の清浄化に力を入れ、徹底した透析液管理を行い、On-lineHDF、I-HDFなど患者さま個々に合わせた血液浄化療法の提案を可能にしています。
アフェレーシス
腎移植を目的とした患者さまの腎移植前の抗体除去、移植後の慢性拒絶反応や自己免疫疾患等に対して血漿交換療法(SePE、PE、DFPP)などの特殊な血液浄化を行っています。
さらに、エンドトキシン吸着、LDL吸着、β2ミクログロブリン吸着、顆粒球除去療法(GCAP)、
腹水濾過濃縮再静注法(CART)、末梢血幹細胞移植(PBSCT)など各種アフェレーシスにも対応しています。
バスキュラーアクセス管理
臨床工学技士が超音波診断装置を用いて、HD患者さまの血管の管理を行っています。
外来患者さまに対して定期的な超音波検査を行うことで、長く安全な透析が行えることを目標としています。
また、検査より早期にバスキュラーアクセスの異常を発見し、医師との綿密な治療計画によって、内シャントの閉塞等のトラブルを防いでいます。
急性血液浄化
重症患者さまや緊急的に血液浄化が必要な患者さまに対し、病棟での個室透析や持続緩徐式血液透析濾過(CHDF)等を、行える環境を整えています。
メンテナンス業務
メーカーのメンテナンス講習を受けた臨床工学技士が、血液透析装置の消耗部品交換・動作点検を行っています。
このメンテナンス業務は、透析治療をいつも安全に行うためには必須であり臨床工学技士が担う大きな役割の一つです。
これらを行うことで、血液透析装置のトラブル対応や早期修理ができます。
また、メーカーと情報共有しながら血液透析装置を安全に使用しています。