病院のご紹介
検査科
キャリアアップ【資格取得者】
カリキュラム紹介
他急性期病院との差別化
ローテーションの勤務体制をとっています。そのため、1つの分野に偏ることなく検査科で行っている業務に広く携わることができ、ゼネラリストとして多くの経験を積むことができます。
業務が固定されていると業務内容について相談できる人が限られてしまいがちですが、当院ではどのスタッフでも幅広く業務に関わっているため質問や相談がしやすい環境となっています。
ローテーションは、検査科のフロア内にある採血コーナー・緊急検査室・生理学検査室・一般検査室・輸血検査室の他、婦人科検査室・内視鏡検査室・板橋セントラルクリニック/アイ・タワークリニック内の検査室を回ります。
カリキュラム紹介
初めての業務でもカリキュラムが組まれているため、心配はありません。
ローテーションでまずは採血、一般検査室、生理検査室をメインとして業務についていただきます。
この3か所をこなせるようになってから他の部署を学んでいきます。
採血
採血ではいきなり患者さまの腕から行うことはなく、最初はトレーニング人工腕や先輩や同期の腕を用いて練習をしていきます。
慣れてきたら実際に患者さまの腕から採血を行います。
近くに先輩がいるため、わからないことがあったり、採血を失敗したりしてもすぐにフォローできます。
一般検査
主に尿検査や細菌検査の受付、迅速検査を行います。
尿検査は定性、沈渣ともに機械が測定していますが、人の目で確認が必要なものもあります。
特に尿沈渣は難しく、沈渣成分の判定をする必要があります。
まずは細胞を一つひとつ見て何の細胞かわかるようになってから、どのくらいその細胞が尿中にあるかカウントを行っていきます。
生理学
生理検査室では、心電図やABI、肺機能検査、聴力検査等を行います。
いきなり患者さまの対応をするのではなく、徐々に独り立ちできるように段階を踏んで検査を行います。
先輩と一緒に検査機器の扱い方、患者さま対応を教わり知識をしっかり身につけてから実際に検査を行ってもらいます。
その際にも先輩がそばで見守ってくれるので安心して実践できます。
このように手厚くフォローしてもらいつつ、経験を積んでから患者さまの対応をしてもらいます。
OFFJTシステム
各部署におけるOFFJT(現任訓練)で各部署に必要な人材育成を適宜実施しております。
座学で専門知識を学ぶ研修と手技やテクニックを習得する研修に分かれており、先輩技師が指導者となってカリキュラムをもとに複数人の若手技師を対象に期間を設けて実施しております。同じ質の研修を受けているので、個人差が出ることがありません。
キャリアアップ【資格取得者】
- 緊急検査士 33名
- 認定超音波検査士(消化器2名・泌尿器2名・体表1名)
- 二級検査師(神経生理学) 1名
- 細胞検査士 1名
- 心電図検定 1級 1名 / 2級 5名
- 聴力測定技術士 6名
- 第2種ME技術実力検定 2名
- 消化器内視鏡技師 4名
- 植込み型心臓不整脈デバイス認定士 1名
- 特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者 3名
- 臨床検査技師臨地実習指導者講習会修了 1名
- 日本臨床神経生理学会専門技術士 脳波分野/筋電図・神経伝導分野 両分野 1名
グループ関連学会発表【IMS医学検査学会】
- 2021年「原因不明の失語が脳波検査で治療方針が決まった一例」
- 2022年「当院における術中モニタリングの取り組み」~タスクシフトをきっかけに~
- 2023年「血小板凝集能検査における検査手技の比較検討」
- 2024年「血液培養検査のモニタリングとICT活動への関わり」
- 2024年「新人教育における「採血・静注シミュレータ シンジョ―Ⅲ」の有用性について」
【公開講座】
- 2023年「内視鏡医と学ぶ消化管腫瘍 大腸がん」
- 2024年「内視鏡医と学ぶ消化管腫瘍 胃がん」
【部内勉強会(2024年度年間予定)】
- 4月 HbA1c検査について
- 5月 医療安全(インシデントレポートの活用)
- 6月 一般検査(尿定性と尿沈渣)
- 7月 緊急検査(検査機器の原理と測定の理解)
- 8月 生理検査(緊急報告が必要な心電図)
- 9月 緊急検査2(症例検討)
- 10月 生理検査2(肺機能検査、ABI検査)
- 11月 NSTについて
- 12月 婦人科検査について
- 1月 日臨技フォトサーベイの振り返りと解説
- 2月 輸血検査1
- 3月 輸血検査2