リニアック

リニアック『トリロジー』

Trilogy:VARIAN社製

東京では2台目! 日本全国で14台目!   *2013年1月現在
・広範囲な病変部位の治療が可能!
・IMRT(強度変調放射線治療)に対応!


リニアックとは、がんのかたまりとその周囲のがん細胞を死滅させるため、体外から皮膚を通して放射線を照射する外部放射線治療を行う装置で、がんの治療に必要な高エネルギーのX線や電子線を発生させます。
当院のリニアックでは放射線ビームの強度や形状、照射の方向を変えられ、比較的広範囲な病変部位に使用できます。


リニアックの治療対象疾患

乳がん、肺がん、前立腺がん、食道がん、肝がん、膵臓がん、頭頸部がん、直腸がん
悪性リンパ腫、転移性腫瘍(脳・骨等)、婦人科腫瘍(子宮がん等)、その他悪性腫瘍等


高精度放射線治療の主な特徴

①IGRT(Image-guided Radiotherapy):画像誘導放射線治療が、実施可能です。

照射位置を確認するX線装置(CT撮影も可能)を搭載し、照射前に照射部位周辺の位置確認、位置合わせを行い、最も適した場所での照射を実施します。


②IMRT(Intensity Modulated Radiotherapy):強度変調放射線治療が、実施可能です。

放射線の強度を変化させ、腫瘍に対してはより均一な照射を行い、周辺の正常組織に対しては余分な被ばくを低減させる照射を実施します。(ただし、全症例が対象ではありません)


③呼吸同期による照射が可能です。

呼吸による腫瘍の動きを考慮して照射を行います。正常組織への悪影響を低減できます。

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