今回2回目となるフットケア外来のカンファレンスを開催致しました。今回は、循環器内科、形成外科の医師による「足病に対する当院における治療の現状」についてお話しいただきました。今回、透析患者様の足を救う会ということで、当院のフットケアチームが透析患者様に対してどのような流れで治療しているのかを具体的にお話しし、開業医の先生方に少しでも当院の取り組みを知っていただく場となったと思います。
カンファレンスの内容は以下の通り。
日時 | 11月9日(水)19:30~21:00 |
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場所 | 板橋中央総合病院 講堂1 |
演題 | 「第2回 透析患者様の足を救う会」 |
内容 |
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循環器内科、形成外科の医師より、それぞれの足病に対する治療の現状についてお話していただきました。今回透析患者様の足を救う会ということで、透析患者様や高齢者がなりやすい「末梢動脈疾患」という症状を挙げていただき、その症状によって壊死や切断に至ってしまう危険な病気があること。また、その他の血管疾患との関係や、症例を紹介しながら当院でどういった治療を行い対応しているのかを具体的に説明していただきました。
開業医の先生方から足の症状がある患者様を循環器に紹介していいのか、フットケア外来に紹介していいのか分からないといった質問があり、太田部長先生は「フットケア外来へ紹介していただいて構いません。」とおっしゃっており、当院のフットケア外来を、もっと知っていただく必要があるのではないかと強く思いました。また、今回の表題である「透析患者様の足を救う」ためには病院だけでなく、近隣の開業医の先生方と連携を図っていくことが必要になると改めて感じさせられるカンファレンスだったと思います。