地域医療推進カンファレンス
【救急科】実施のご報告

 今回は、当院の救急科と板橋区役所前診療所との合同カンファレンスを行い、在宅診療患者の現状や普段抱えている問題、当院との連携の取り方について話し合いました。

 カンファレンスの内容は以下の通り。

日時 平成31年4月23日(火)19:00~20:30
場所 板橋中央総合病院 講堂
演題 「当院と在宅医療の医療連携」
内容
  • 講演「在宅医療における病診連携 ~板橋区役所前診療所の紹介~」
    板橋区役所前診療所 副院長 鈴木 陽一先生
  • 質疑応答

 今回、当院救急科と在宅診療を行っている板橋区役所前診療所との合同カンファレンスを行いました。板橋区役所前診療所の鈴木副院長先生より普段、在宅医療で抱えている問題やこれからの当院との医療連携についてお話していただきました。

 講義終了後の質疑応答では土方医師より「在宅で診てほしい方はどの様にご紹介すればいいのか」との問いに鈴木副院長先生より「板中さんのMSWさんにお伝えしていただければ連携して調整します。時々、直接病棟の看護師さんからもご依頼をいただきますし、循環器内科の太田先生からは直接ご連絡が来るので、何かあれば直接ご連絡いただいても構いません。ご依頼をいただく際にお願いしたいのが、リハビリを行っている方はこちらのスタッフで共有したいので必ずリハビリサマリなど患者様の形態が分かるものをいただきたい」とおっしゃっていた。他にも板橋区役所前診療所 循環器内科の三寺先生より「できれば在宅に返す時に余計なお薬を切ってほしい。私たちの方でお薬を切ろうとすると患者様は病院で処方されたお薬を切るのは少し抵抗があるとの意見があるので…」とのご依頼をいただいた。

 最後に当院医師より、救急科も引き続き積極的に診療を行うことと、今年度から増員した総合診療科も力を入れて診療していく旨をお伝えした。これからも在宅診療を行う先生方と密な連携が図れるよう、定期的に合同カンファレンスを行っていきたい。

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