診療科のご案内
集中治療科
当科紹介
集中治療科では集中治療室(ICU)において、重篤な全身疾患や侵襲の大きい手術などにより生命を脅かされている患者さんの治療を各科主治医と連携して行っています。ICUの患者さんは脳、心臓、肺、肝臓、腎臓など重要臓器に問題が生じていることが多く、原疾患の治療とともにこれらの臓器サポートが必要になります。このために人工呼吸器、補助循環装置(大動脈内バルーンパンピング、経皮的心肺補助など)、血液浄化装置(持続的血液濾過透析、血漿交換など)などの高度な医療機器を駆使しますが、これらの維持管理には臨床工学技士が24時間体制であたっています。また感染対策、栄養管理はとても重要であり感染管理チーム(ICT)、管理栄養士と協力して感染症の克服と早期からの栄養改善に努めています。またICUの患者さんは手術や処置あるいは多くの点滴やモニターケーブルが装着され明るい環境下で監視されストレスの高い状況にあります。当ICUでは精神科リエゾンチームの協力を得てストレス緩和に努めています。さらに長期間臥床や絶食中も栄養士と相談の上必要な栄養管理を行うとともに常駐している理学療法士によるリハビリ、嚥下訓練を行っています。このように集中治療科は、患者さん中心の医療を達成するために我々医療従事者が一丸となって取り組んでいる部署です。
診療実績(入室患者数)
2021年 | 774名 |
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2022年 | 627名 |
常勤医師の紹介

診療部長 竹内 功
- 専門医認定/資格等
- 日本心臓血管外科専門医
- 日本胸部外科学会指導医・認定医
- 日本外科学会指導医・専門医・認定医
- 日本心臓血管外科学会修練指導医
- 日本小児循環器学会評議員
- ICD制度協議会インフェクションコントロールドクター(ICD)
- 厚生労働省臨床研修指導医養成講習会修了