手術室
主な業務
- 麻酔器の始業点検
- ME機器のトラブル対応・保守点検
- 鏡視下手術で使用する内視鏡本体および内視鏡システムの保守点検
- 心臓血管外科手術における人工心肺装置の準備・操作
- 自己血回収装置の準備・操作
- ロボット手術(ダビンチ)の準備・操作・トラブル対応
- 脳神経外科手術におけるナビゲーションの準備・操作
手術室業務
手術室では電気メスなどのエネルギーデバイスや麻酔器、内視鏡システム、手術用顕微鏡(マイクロ)など多種多様な医療機器が使用されています。
臨床工学技士は、医療機器が安全に使用できるように、医療機器の準備・操作・保守点検・教育・トラブル対応を行い手術のサポートをしています。
人工心肺業務
弁置換や大血管置換など、心臓血管外科の手術では、一時的に心臓を止める必要があります。
心臓が止まっている間、循環と呼吸の代わりを担う人工心肺装置が必要となります。
人工心肺装置の準備・操作は臨床工学技士が医師の指示の下行っており、安全に手術が行えるようにサポートをしています。
当院では人工心肺を用いる手術に対し、2名の臨床工学技士で対応しています。
ロボット手術(ダビンチ)
当院では2019年4月から導入され、泌尿器科、呼吸器外科、消化器外科で使用されています。
傷口が小さく、患者さまへの負担が少ない低侵襲な手術に加え、緻密な鉗子操作が行え、出血が少なく、術後の回復が早いなどの利点があります。
臨床工学技士は、ロボット手術(ダビンチ)の準備・操作・トラブル対応を行っています。